こんにちは、こんばんは。年末ということもあって株式市場はお休みです。今日は久しぶりにiDeCoを見ていこうと思います。
久しぶりにといいましたが、7月に経過観察みたいなことはしているのでおよそ半年ぶりですね。
あの時は掛金の配分の状況と資産残高を振り返りました。もしよかったら↓よりご覧ください。
【iDeCo経過観察】2025年iDeCoの資産状況を確認しておく
さて、今回はiDeCoの運用成績を生成AIの「Gemini」に分析させてみようと思います。
最近、スマホを買い替えたときにGeminiの有料プランに半年無料で使えることを知りました。
早速、有料Geminiを使いまくっているところですが、iDeCoの運用成績を見せたらどうなるのか試してみました。
目次
Geminiに私のiDeCoの運用成績を見せてみた
早速、iDeCoの運用成績をGeminiに見せてみました。Webサイトをそのまま見せてもうまくアクセスできませんでしたとなっても面倒だったので、WebサイトのページをPDF化してそれを添付してGeminiに読み込ませて分析をお願いしました。

iDeCoの運用成績になります。分析してください。
※下記がGeminiの回答になります
アップロードいただいた資料に基づき、現在のiDeCo運用状況を分析しました。 結論から申し上げますと、非常に順調かつ、攻めの姿勢で大きな成果を出されている状態です。
保有している資産の内訳を見ると、値上がり益を重視した積極的なポートフォリオです。
- 海外株式 (56%): 先進国、NYダウ、新興国と幅広く分散されています 。
- 国内株式 (22%): 日本株インデックスで国内の成長も取り入れています 。
- 国内その他(金) (23%): 純金ファンドを保有しているのが特徴的です 。
特筆すべき点:金の運用成績
「三菱UFJ純金ファンド」の損益率が**+187.7%**と突出しています 。金価格の高騰を完璧に捉えており、これが全体のパフォーマンスを大きく押し上げる「お宝資産」となっています。
現在の運用は理想的な右肩上がりですが、以下の点をご自身のライフプランに合わせて検討されると良いでしょう。
- リバランスの検討: 金や海外株式の割合が大きくなっているため、当初の目標配分からズレている可能性があります。利益を確定させて他の資産に回す「スイッチング」を検討しても良い時期かもしれません 。
- 出口戦略: 現在の掛金は毎月23,000円です 。運用益が非課税になるiDeCoのメリットを最大限活かせていますが、受取時の税金対策(退職所得控除の活用など)を数年後から意識し始めると、より手残りが多くなります。
非常に優れた運用結果です。このまま継続されるか、一部利益確定を行うかなど、さらに詳しく知りたい部分はありますか?
分析をしてもらうと、リバランスの検討と出口戦略の提案を促してきました。
出口戦略はまだ早いのでリバランスの検討をすることにしました。
現在の運用状況の振り返り(2025/12/30)

今のiDeCoの運用状況はこんな感じでした。
資産残高は、3,812,667円、拠出金累計は2,013,000円で損益は1,799,667円となり、損益率は89.4%でした。
ちなみに半年前は、損益率は100万ちょいだったのでものすごいペースで増えています。
前回の計測がトランプ関税からの戻り基調の中だったことと、今年は後半に株式が持ち直したのとコモディティが爆謄したのが主因のように思います。
ちなみにアセットアロケーションは以下のような感じです。
- 国内株式:22%
- 海外株式:56%
- 国内その他資産(金):23%
国内その他資産は純金ファンドになります。今年は金銀銅などのコモディティ資産の値上がりがすごかったです。
昨年2024年に海外不動産などを純金ファンドなどにスイッチングしたのですが結果としてそれがパフォーマンスに寄与しています。
Geminiと一緒にリバランスを考えてみる

さて、早速Geminiと一緒にリバランスについて考えてみようと思います。続けてリバランスの候補を質問してみました。
ちなみにリバランスを提案してきた理由を尋ねてみるとこのように回答が返ってきました。
リバランスを提案した最大の理由は「当初の資産配分(アセットミックス)から大きく変化し、リスクのバランスが変わっている可能性が高いからです

私の運用成績は、海外資産に大きく偏っていることと、今年は特に純金ファンドの運用成績が+187.7%と全体のパフォーマンスを大きく引き上げています。
そのため、海外資産や金を一部売って、べつのアセットにリバランスするように提案してきたのでした。

そう考えると、流石生成AIだけあって理にかなっているなと感心しました
Geminiからはリバランスの提案として次の2つを提案されました。
- 掛け金の配分の見直し
- スイッチング
掛け金の配分の見直し
まずは、掛け金の配分の見直しですが、今かけている毎月の拠出額の配分先を変更するというものです。具体的には、利益が出ている純金ファンドや資産配分の多い海外資産に振り向けている拠出額を国内株式や元本確保型の定期預金に振り向けるという提案でした。
流石に元本確保型の定期預金に振り向けると書かれていた時はびっくりしました・・・
スイッチング(今持っている資産を入れ替える)
スイッチングとは、すでに持っている資産の一部を売却し、別の商品に買い替える方法です。
iDeCoのスイッチングのメリットは、即座に理想の資産配分に戻すことができる。iDeCoは利益に対して課税されないため、通常の投資信託よりもスイッチングのメリット(非課税での利益確定)が非常に大きいです。
iDeCo以外の資産配分も考慮してスイッチングを考える
上記2つを提案してもらった私は、少し考えてみました。元々、iDeCoは海外資産を多めに配分していました。理由は、日本株に大きく投資しているからです、
私、実は巷でいわれているような生活防衛資金みたいなものを全く準備せずにほぼ株式に全ツッパしています(笑)
理由は、働いているからです。転職や独立とかを考えない限り日々の生活費は働いて得られる給料で賄っているので・・・。
仮になんかあったとしてもその時はNISAつみたて投資枠で運用している投信を解約すればいいと思っていることもあり、貯金はほとんどありませんorz

昔、婚活をしていた時に貯金を聞いてきた方がいましたが、ほぼゼロと答えてドン引きされていました(株の事は一切行ってないですが・・・)
話が逸れましたが、iDeCoも海外資産(先進国株式、新興国株式)で尚且つコモディティの配分もなるべく維持したいことを考慮して、守りの運用を考えることにしました。するとGeminiから海外資産の一部を売却して債券にスイッチングするように提案されました。
海外資産の内訳は、先進国株式と新興国株式で株式だったので海外債券を組み入れるのはポートフォリオのバランスを考えるうえでいいなと思ったのでその線で行くことにしました。
iDeCoをするなら証券会社のiDeCoがおすすめ
iDeCo自体は、以前に比べれば知名度は徐々に知れ渡るようになってきたと思います。
また、勤め先がiDeCoの企業型をやっていない会社もたくさんあります。私の勤め先がそうでした。
そんな時は、iDeCoの個人型を自分でやるようにしましょう。iDeCoは掛け金が所得控除の対象になるので節税になります。
掛け金の部分が所得税の対象から外れるので実質的に所得税分が減税されているのとほぼほぼ同じ効果になります。
そして、さらに運用中の運用益が非課税なのでダブルでお得です。途中の引き出しができないなど一定の制約があるのでそれを十分理解したうえで使うのであればNISAよりもあなたの資産運用を後押ししてくれると思います。
ご自身で使っている証券会社と同じところでiDeCoをするのも一つの選択肢だと思います。
ちなみに証券会社でiDeCoをやったほうがいいです。理由は商品ラインナップが全然違うから。
証券会社のiDeCoのラインナップは他の金融機関のiDeCoに比べて充実していることが多いです。
実際にiDeCoをやる金融機関を決めたらそこの商品ラインナップを確認してみることをオススメします。
難しいことを考えるのをスキップして、手軽に始めるのであれば、マネックス証券やSBI証券、松井証券のiDeCoを選べば間違いはないと思います。
まとめ

今日は、私のiDeCoの運用成績をGeminiと一緒に見ていき、資産配分を考えてみました。
さすがは、Geminiです。Googleが誇る最強の生成AIの片りんを見せてもらったように思います。
もちろんchatGPTもすごいとは思います。chatGPTの方は課金していないので比較しづらいですが・・・。
まだまだ競争の真っただ中なのでどちらが覇権を握るのかわかりませんが、切磋琢磨して良いプロダクトを作っていくのでしょう。
iDeCoの運用状況を見せてあっという間に分析したのには驚きでした。今回のGeminiとのやり取りを踏まえて、一部の試算をスイッチングして、iDeCoのポートフォリオをリバランスしようと思います。
生成AIの覇権争いは、私のような凡人には理解できない世界ですが、人類が生み出した知見をうまく活用していこうと思いました。
にほんブログ村





