こんばんは。先週はIPO銘柄を買いたいなと思い、保有する端数株を一部処分しました。
お目当てのIPO銘柄とは「オリオンビール」です。
沖縄へ行ったらまず飲むビールとして知られるオリオンビールです。私もそんなに詳しいわけではありませんが、大型のIPOとして注目を集めています。
こういう大型のIPOでいうと最近はJX金属や東京メトロなどがあり、結構抽選に当たった人はそれなりに利益が出ているようです。私は当たっていませんが、今度こそという決意と共に今回オリオンビール株のIPOに応募しようと思います。
東京メトロは補欠当選すら当たりませんでした(というか当たっていないのに勝手に当たっていたと勘違いして赤っ恥をかきましたw)
JXも補欠当選が当たりましたが、結局繰り上げ当選はしなかった記憶があります。
目次
オリオンビールとは
オリオンビールについては、沖縄で1番有名なご当地ビールというくらいしか知りません(笑)数年前にお酒を飲むのを止めてしまったこともあり、名前くらいしか知りません。昔、沖縄旅行に行ったときに沖縄に来たら飲むもんだよと言われて飲んだことがある程度です。
オリオンビールは、沖縄を拠点とする老舗のビールメーカーです。主力商品の「オリオン・ザ・ドラフト」をはじめとする酒類・清涼飲料事業のほか、ホテル運営などの観光事業も手掛けています。
2019年に野村キャピタル・パートナーズと米カーライルグループのファンドが株式公開買い付け(TOB)を実施し、経営改革を進めてきました。今回のIPOは、アサヒビールや近鉄グループホールディングスも主要株主として名を連ねています。
オリオンビールの会社概要
商号 | オリオンビール株式会社 |
代表者 | 村野 一 代表取締役社長 兼 執行役員社長 CEO |
設立年月日 | 昭和32年5月18日 |
資本金 | 3億7千8百万円 |
決算期 | 毎年3月末 |
従業員数 | 263名 |
主な事業 | 1. 酒類清涼飲料事業 2. 観光・ホテル事業 |
オリオンビールのホームページからの抜粋になります。
3月末決算の企業で設立は昭和32年、資本金は3.7億で従業員数は263名です。従業員数は300名以下なので割と小ぶりな企業という印象です。

どうでもいいですが、私が勤めている会社より従業員数は多いです。
オリオンビールに投資したいと思ったワケ
オリオンビールのIPOに申し込もうと思った理由についてざっと書いておこうと思います。複数あって、どちらの理由に重点を置くかで短期で売買するのか、そのまま保有するのかを決めようと思っています。まだ抽選に当たってもいませんからどちらにするかは本当に決めていませんが・・・。
- 人気の大型IPOの値幅取り
- 配当利回りと株主優待
大きくは2つで、IPO投資の王道ともいえる公開価格と初値の差を抜く値幅取りです。主幹事が野村証券で売り出し株数も多いのがネックですが、大型のIPOで人気のあるものは株価が上がりやすく値幅取りに向いています。
もう一つの理由は、配当利回りと株主優待です。オリオンビールの配当政策としては、配当性向50%またはDOE(株主資本配当率)7.5%のいずれか高い方を採用する方針を掲げていて、配当には積極的な企業のように思えます。予定配当にはなりますが、1株当たり40円を予定しています。当初は770円で公募価格だったので配当利回りが5%を超えていました。その後は仮条件が800円~850円になりましたが、それでも配当利回りは4%後半から5%近くある高配当株になります。これくらいの好配当なら個人投資家の人気を集めやすく株価は上がるのではないかと思いました。

高配当を好む個人投資家が絶対に狙ってくるはず
また、株主優待の設定もあるようです。1000株以上になるそうですが、オリオンTシャツや酒類セットなどの優待がついてくるそうです。好配当に加えて、株主優待もあるということでこれは人気を博するのではないかと思っています。直近で同じ酒類を扱っているキリン株が下がっていましたが、もしかしてキリン株を売って、オリオンビール株を買おうとしているのかもしれません(※適当です)
IPOスケジュールなど
オリオンビールのIPOスケジュールに関しては、以下の通りです。ブックビルディング期間は昨日まででした。
- ブックビルディング期間:9/9~9/12
- 公開価格決定日:9/16
- 購入申込期間:9/17~9/22
公募売り出し価格などについては、当初想定価格として770円でしたが、仮条件として決まったのは800円~850円でした。幹事証券会社は、主幹事が野村證券、SMBC日興証券、みずほ証券の3社で幹事証券にSBI証券、楽天証券、松井証券でした。
応募した証券会社
私は、SBI証券と松井証券から応募しました。楽天証券からも応募したかったのですが、口座に資金を入れていなかったのもあり、買付資金が足りなかったです。通常の証券会社では、IPO応募する時点で買付資金を予め入金しておく必要があります。松井証券だけは、買付余力がなかったとしても、応募はできるので便利です。サブの証券会社として松井証券
はおススメの証券会社です。まだ作っていない人はぜひ作っておきましょう。


オリオンビール購入のために売却した日本株
続いて資金をねん出するために売った銘柄になります。新規で資金を入れようかと思っていたのですが、9月でふるさと納税のポイント付与が終わってしまうということもあって駆け込み的にふるさと納税を行ったということと、先月末にPixel10Proを一括で購入したこともあって、目先の支払いが大きく、最近上がっている株を一部売却して充当することにしました。
売却したのは主に、NISAの成長投資枠で購入していた銘柄になります。売却したのは、ヒューリック、東京海上などです。NISA枠の銘柄を売るのに一瞬迷いはありましたが、2ケタの含み益が出ているうちに一部売却しておこうという結論になりました。ここ数か月の好調な日本株の状況ももしかしたらこの辺で調整があってもおかしくないと思っています(そう思いつつも市場は堅調に推移していますが・・・)
応募したけどまだ当選するかどうかはわからない

さて今回は、オリオンビールがIPOされるにあたり、それに応募するために端数株を処分売りしたことについて紹介しました。資金面は確保しましたが、応募期間に応募しただけで当選すらしていない状況です。SBI証券は私のような弱小投資家にはめっきりIPO株を割り当ててくれないこともあって今回も当選は厳しそうです。IPOチャレンジポイントも50ポイントほど使いましたが当たるか神のみぞ知るところです。
まぁ、当たったら儲けものくらいの気持ちで結果を待ちましょうかね。仮に当たっていなくてもセカンダリーで市場から買うのも手です。野村證券が主幹事を務めるIPO株は値動きのボラティリティが大きくなりやすく(理由は知らないけど)、今回のIPOは売り出し数もおおいので一時的に下がる可能性だってあります。過去には東京メトロも上がった後に大きく下げていた場面もありました。セカンダリーで入るときはああいう場面を見つけて入ろうかなと思います。

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