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【2025年9月第3週NISAランキング】オリエンタルランドが1位、日銀のETF売却を確認する

2025年9月21日

こんにちは。昨日はSBI証券のNISAランキングが更新されました。先週はFOMCの利下げや、日銀金融決定会合などイベントがあり、株価も大きく上下に動きました。特に週末の日銀会合では金利の据え置きと過去の金融緩和の一環で買い入れた上場投資信託(ETF)と不動産投資信託(J-REIT)の処分の枠組みが公表されました。その発表を受けて、その日の株式市場は朝方は上昇していて取引時間中の最高値を更新していたにもかかわらず、発表後に下落に転じ、下落幅は一時800円を超えました。

行き過ぎた反応だとは個人的には思いますが、来週の株式市場に尾を引くのか一過性で終わるのかわかりませんが今のところは株式市場は好調のように思います。さて、今回はどんな銘柄がランキングに載ってきたのか、早速見ていきましょう。

今週の週間買付金額のランキング(成長投資枠)

今週のランキングは下のようになっていました。オリエンタルランドが徐々に順位を上げてきて今回はとうとう1位に躍り出てきました。これは、9月の株主優待を狙ってのランクイン化と思います。個人的には今回切りの9月の特別優待をとるならNISA枠でするのは危険だと思っていますが・・・。

9/15~9/19のNISAランキング

  1. 4661 オリエンタルランド
  2. 9432 NTT
  3. 3350 メタプラネット
  4. 1540 純金上場信託(現物国内保管型)
  5. 9433 KDDI
  6. 9434 ソフトバンク
  7. 6758 ソニーグループ
  8. 5016 JX金属
  9. 7974 任天堂
  10. 7203 トヨタ

オリエンタルランドの株主優待について

今回1位のオリエンタルランドですが、通常は100株以上を3年以上継続保有して1デーパスポートが1枚進呈されます。ただし、今回2025年のみ9月末時点で100株保有の株主にも1枚進呈されることが決まっています。

オリエンタルランド)特別株主優待実施のお知らせ

ちなみに今回の特別株主優待券は、有効期限が2026年8月末までと通常の株主優待でもらえる1デーパスポートと違います。普段は1年間の有効期限ですが、今回の分は65周年の特別な優待ということで期限が短くなっています。

浦住
浦住

通常より短いので金券ショップとかでも安くなるかな?

以前、サマーストック銘柄の記事でレジャー関連でオリエンタルランドを紹介しましたが、その時から株価は200円くらい上がっています。まだまだこんなものではないと思うので長期で保有できるのであればよい銘柄だと思います。ただ、この9月の優待の権利落ち後はまた下落することもありそうなのでそこは注意が必要です。上がるか下がるかを当てることはできませんが、今回の特別優待をとってそのまま離脱する株主も一定数いそうな感じはします。

ソニーグループはソニーフィナンシャル目当て?

ソニーグループがランクインしました。これは来週に控えるソニーグループのパーシャルスピンオフで上場するソニーフィナンシャルグループがついてくるからだと思われます。パーシャルスピンオフは初めての事例らしいのでどうなるのかわかりませんが、株式市場ってこういう初めての事例の時はたいてい株価は上に行くような気がします(※あくまで個人の感想です。根拠はないです)

Geminiにソニーグループの株価がどれくらい下がるのか試算させると1000円位下がるのではないかと試算していました。そんなわけないだろうと思うのできっとハルシネーションだと思います。前提となるプロンプトに不備があるのだと思います。結局のところどうなるのかわかりませんが、株価については注視していこうと思います。エンタメ企業としてのソニーは少し興味があります。

日経は150~250円くらい下がると試算していますね。生成AIはまだまだハルシネーションがあるからこっちの方が正しいのだろうね。価格の振れ幅には注意!

パーシャルスピンオフ

パーシャルスピンオフは、企業が子会社の株式の一部を、親会社の株主に対して現物で配当し、その子会社を独立・上場させる手法です。通常の「スピンオフ」と異なり、親会社は子会社の株式を完全に手放さず、一定の割合を保有し続けます。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

任天堂:アナリストによる評価引き下げにより下落か?

9位にランクインしている任天堂ですが、先週は下落しています。海外の投資家向けのレポートでアナリストによる評価引き下げではないかという噂もありますが、真偽は定かではありません。直近の高値から下げており、下値抵抗の節目になる13000円よりも下げたので割安と感じた人が買ったのかもしれません。Switch2の市場の期待が過剰で売られた可能性もなくはないですがどうなのでしょうか?

株価が高すぎて手が出ませんが、すっと上がっているイメージの株なので安いときに買っていくというのも面白そうです。今のうちに仕込んで、年末商戦などで株価が上がったところで売るという戦略でいくのもいいのかなと思いましたが単元で買おうにも120~130万位用意する必要があるのでなかなか手が出しづらいです。

Switch2だけというわけではありませんが、9/30にファイナルファンタジータクティクスが発売されます。懐かしいタイトルで面白そうなのでやってみたいですが、肝心のSwitch2を持っていないですorz

浦住
浦住

ソフトを発売しているのはスクエニなので任天堂はあまり関係ないのですがねw

成長投資枠で購入した個別銘柄:今回は前回と変わらず・・・

さて、ここからはNISAの成長投資枠で購入した個別銘柄です。保有には変化はありません。ありがたいことに全銘柄プラスで推移しています。

銘柄銘柄コード株数保有損益先週比
東京海上8766100+20.45%-0.51%
スカパー9412100+8.55%+3.55%
トヨタ7203100+17.72%+1.37%
SBI847330+6.44%+0.44%
ファンコミュニケーションズ2461300+32.75%+2.27%
NTT94323200+1.94%-2.25%
ヒューリック3003100+18.99%+2.1%

先週はオリオンビールを買うために一部売却しましたが、結局抽選には当たらず、売却資金で一部の銘柄を購入しました。ただ、NISA枠を使ってではなく特定口座で購入しました。

NISA枠だと売却の時に迷いが出るのかなと思って特定口座にしました。もう売らないと決めた銘柄を買う方がいいと思います(まぁ、先週売った私が言うことではないかもしれませんが・・・)

先週の記事(成長投資枠の個別銘柄:端数株の一部を売却、新規IPOの資金に

松井証券
浦住
浦住

ちなみに買った銘柄は、大盛工業、セブン銀行、楽天銀行などです。

NISAで購入している投信の状況:

銘柄8月9月変化分損益
オルカン277,566口287,834口10,268口+20.62%
TOPIX203,795口216,417口12,622口+15.44%
ナスダック10032,643口32,643口0+20.95%

先月の「NISAで購入している投信の状況

ナスダック100についてはスポット購入していますが、オルカンとTOPIXについてはつみたて投資枠での購入です。NISAはつみたて投資の方がいいですね。退屈なのがネックかもしれませんが順調に増えている実感があります。オルカンよりナスダックの方がよかったかなと思いながら来年どうするか考えています。

また、NISAランキングで純金上場信託がランクインしていることもあり、金の投信にもどちらかの積立額から減らして投資しようか迷っています。金利ある世界になるけどお金刷られまくってるからインフレで金価格が上がっているのかな?

ETFやJ-REITを日銀が段階的に売却を始めることについて

週末の日銀の決定会合で決まった日銀による上場投資信託や不動産信託の売却についてになります。週末は一旦売却されましたが、市場への影響がほとんどないのではないかという意見があります。

日本銀行のホームページに記載されている内容について確認していこうと思います。ETFとREITについての売却については下記のように記載されています。

ETFとREITの売却について

  1. ETFについては、年間3,300億円程度のペースで、取引所市場で形成される価格にもとづき、市場への売却を行う。
  2. J-REITについては、年間50億円程度のペースで、取引所市場で形成される価格にもとづき、市場への売却を行う。
  3. ETF、J-REITともに、上記の売却ペースのもとで、時期の分散に配慮しつつ、各銘柄の保有割合におおむね比例的なかたちで売却する。

※ETF、REITいずれも簿価ベースでの金額

ETFについては年間で3300億円程度、REITについては年間で50億円程度の規模で売却するとのことですが、市場全体の売買代金に占める売却割合が0.05%程度となっていることから市場への影響がほとんどないのではないかというのが大勢です。情報が出た瞬間は売りで反応されましたが冷静になって考えると大した影響がないという意見が多そうです。ただ、売却ペースについては見直すことがありうるという文言がありますので注意が必要です。

この売却で日銀が得た利益についてどうなるのか聞いてみたら、日銀の純利益として計上され、そのほとんどが国庫に納付されるそうです。

日銀の利益と国庫納付

日銀は、ETFやREITだけでなく、国債の売買などから得た利益を「業務収益」として計上します。ここから経費などを差し引いたものが「当期剰余金」となり、日銀法に基づき以下の順序で処理されます。

  • 法定準備金への積み立て:当期剰余金の10分の1を、損失に備えるための法定準備金につみたてます。
  • 国庫納付:法定準備金を積み立てた残りの金額を国庫に納付します。
浦住
浦住

日銀のETF売却益は直接的に国民の懐を潤すわけではありませんが、国の財政を安定させ、間接的に国民の生活に役立つ可能性があると言えると考えれば、やり始めた当時はボロクソに言われていたETFやREITの買付は報われるのかな?

報われてほしいなと思う。

この方法が良かったのかというのは別だが、当時できることをやり尽くしてやった結果だったように思う。今と違って株価は1万円以下で買わせは超円高。結果論かもしれないけどこのまま売却がうまくいって純利益が国庫に納付され財政健全化に役立てられるならよかったのではないかと思います。

まとめ

今回は、NISAランキングを見ながら、銘柄についてあることないこと綴っていきました。オリエンタルランドは、3年保有のために持ち始めましたが、今はプラスです。一時は手放したときもありましたが100株だけは辛うじて持っています。3年もって100株でも優待券をもらえることを夢見ています(利益がかなり出たら売りそうだけど・・・)

日銀のETFやREITの売却についても調べてみました。ニュースを聞いただけでは、株は下がるのではないかと思いましたが、内容をよく見たら市場の売買割合の0.05%と影響はかなり小さいので特に下がる要因にはならないのかなと思いました。また、原典を見に行くことは大事だなと思いました。

あと今回触れなかったですが、先週会社四季報の秋号が発売されました。またコツコツ読み進めていい銘柄を発掘しようと思います。

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