こんばんは。今日で5月も終わります。
5月は4月のトランプ関税による下げから一転大きく上昇しました。
まさか1ヶ月で株価がこれほど戻るとは思っていませんでした。
コロナのときもそうですし、昨年8月の日銀利上げの時もそうですが、戻すのが早いなと感じます。
リーマンショックや関東大震災などの下げを知っている自分からすれば、今度こそ長期で下げるのではと思ってしまいます。
そのため、なかなか思い切って資金を入れられないのが、自分自身の成績が振るわない原因なのかなと反省もしています。
また、勉強になったこととしては、やはり大きな下落でいれた買いは、将来的に利益につながりやすいということは実感としてあります。
さて、今週もSBI証券のNISAランキングを見ていこうと思います。
先週は、ビットコイン関連でメタプラネットが1位になりました。今週はどうなるのか楽しみでした。
NISAランキング:1位は日本製鉄
5月最終週のNISAランキングの1位は日本製鉄でした。
今週は、日本製鉄によるUSスチールの買収に関して進展したこともあり、そのタイミングで買った人が多かったと思われます。
トランプ大統領に振り回されているのと、日本企業になるのに黄金株をアメリカ政府に渡すみたいな報道があってどう考えてもコーポレートガバナンスが効かなくなると思います。
また、黄金株が悪用というか政争の具に使われるような気がして、否定的な考えを持っています。
なんかお金だけ出して、数年後もしくは数十年後にはUSスチール側が日本製鉄を飲み込みそうな気さえするのですよね。
なんか根拠があるわけではないですが・・・。


黄金株とは・・・
そもそも黄金株って何なのでしょうか?日本企業でもINPEX(1605)で導入されています。
INPEXの黄金株を日本政府が保有していたと思います。
Copilotに聞いてみると以下のような答えが返ってきました。
黄金株(拒否権付種類株式)とは、特定の重要な決議に対して拒否権を持つ株式のことです。通常の株式とは異なり、企業の経営において特定の株主が強い影響力を持つことができます。
例えば、取締役の選任・解任、会社の合併・事業譲渡、新株発行などの重要な決定に対して、黄金株を持つ株主が拒否権を行使できる仕組みになっています。これにより、企業の経営権を守るための防衛策として活用されることが多いです。
特に、敵対的買収を防ぐ目的で導入されることがあり、政府や創業者が黄金株を保有することで、企業の独立性を維持するケースもあります。日本では、国際石油開発帝石(INPEX)が経済産業大臣に黄金株を付与している例が知られています。
結局この黄金株があれば、アメリカ政府は、USスチールの意思決定に関して介入することができるみたいです。
こんなもん与えて本当に大丈夫なのかね?
例えば、今の日本製鉄って、新日本製鉄と住友金属工業が統合した会社です。
鉄鋼会社について詳しくないですが、中国の台頭で安い鉄鋼が出回っていて、業界再編が進んで今の日本製鉄になったと理解しています。
将来、どういうことになるかはわかりませんが、同じような業界再編をしないと生き残れないような事態になった時にUSスチールを統合したほうが理にかなっている状況になった時にこの黄金株が障害になるのではないかと思います。
そのときに、逆にUSスチールが日本製鉄を統合すればいいんだみたいなことにならなければいいのですが・・・。
こういうコーポレートガバナンスに政府などが関与するのが、悪手になるように思います。
DMG森精機のように、日本企業と外国企業が統合するケースはこれからのグローバル社会では当たり前になっているのに、アメリカのUSスチールだけ特別扱いみたいな形になっているのが良くない気がします。
まぁ、それをいったらINPEXもそうなのですが、あれはちょっと意味合いが違う気がしますが。
日本製鉄を買おうと思った時期もありましたが、こういう風になるのであれば買わなくてよかったかなと思うのが個人的には思いました。
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ビットコイン株にバイオ株まで
今週のランキングで他に気になったことといえば、引き続きのビットコイン関連銘柄のランクインとサンバイオ株のランクインでしょうか。
ビットコイン関連は、先週に引き続きのことなので、今回は省くとしても、サンバイオ株です。
「バイオ」ってつくくらいですからバイオ株なんでしょうけど、バイオ株についてはいい思い出がないので買いたいと思えません。
昔、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所という株を買って、30%くらい損失をくらったことがあって以降、バイオ株には触らないようにしています。
直近のランキングを見て思うのは、NISAって儲けた分も損した分もなかったことにする制度だと思っています。
こんなリスクとるようなものなのかなって本当に思います。
NISAって初心者がやるものではないのか・・・?
ビットコイン関連もバイオ関連もボラティリティが高いので、儲かる振れ幅は大きいかもしれませんが、損する振れ幅も大きいです。
そう考えると、NISAでは怖くてできないのが、私の認識なのですが・・・。
いや、最悪損することになっても塩漬けしておけばいいかくらいに考えているのかな?
よくわからないですね・・・

NISA保有銘柄の状況について
ここでは、私が成長投資枠で保有している銘柄になります。
銘柄数としては1銘柄増やしました。ただ、単元未満で様子見で購入しました。
理由は、ちょうど関連するニュースが出て株が上がってしまったので、試しに2株だけ買いました。
悩んでいる間に、全く思いがけないニュースが出て株価が上に跳ねてしまいました。
諦めることも考えたのですが、くすりの窓口のようにドンドン上がっていって後悔しそうな気もしたのでとりあえず、2株だけ買いました。
その銘柄は、SBIホールディングスです。ネット証券大手ですが、もう10年もすれば、野村證券を追い抜きそうな勢いすら感じます。
私もそうですし、今の若い世代はネット証券で投資信託とか株を買うでしょうから、その手数料なんかの収入がチャリンチャリン入ってくるのではないかと思います。
今回のNTTグループによる、住信SBIネット銀行の売却で、新生銀行の公的資金返済のめどをつけ、NTTからの出資も引き出しました。
既に大型株ですが、まだまだグロースしそうな将来性を感じました。
ただ、買うのは今じゃない気がする。トランプ関税の時の下げ方を見ていると、ああいう場面で買うべきなんだと思います。
もしくは、本当に日本が目に見えてリセッション入りして金融株が売られて下がっていくようなときに買って行くように思います。
ただ、そう思っていても買うのを忘れてしまって悔しい思いをするのも嫌なのでとりあえず、2株だけ買いました。
まとめ
5月最終週のNISAランキング⇒日本製鉄が1位。
ビットコイン関連やバイオ関連もランクインしていてなんか混沌としているな
黄金株⇒拒否権付き種類株式のこと。
NISA保有株⇒SBIを追加してみた(2株だけw)
6月は関税の進展でまた引っ掻き回されそうですが、まぁうまく立ち回るしかないですね。

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