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ベイコムNET30からベイコムLTEへ変更したワケ

2024年10月20日

こんにちは。今日は、数か月前にネット回線を変更したのですが、それについての所感を話そうかと思っています。

きっかけは、ネット回線を契約して5年以上経っていたのでもしかしたら乗り換えたらちょっとは節約になるかなと思ったことでした。

結論的に言うと、月々の支払金額は、節約になりました。あくまで私自身の体感の話になりますが、ほとんどネット回線の早さは変わっていないと思います。

なので、今のところは変更してよかったと思っています。どんな経緯で変えたのかも含めて今回、綴っていこうと思います。

以前の回線について

一人暮らしを始めて、今の家を契約したときに、ネット回線については管理会社より、紹介されたのがベイコムのケーブルネットでした。

ケーブルテレビも見れてネットも繋がって、メールアドレスも付いているということでこれでいいかと思って何も考えずに契約しました。

当時は、テレビが家にあって、ケーブルテレビもあれば何かと便利かなと思っていました。ただ、コロナ禍くらいからですかね。

だんだんテレビを見なくなりました。ただ、ネットでゲームをするようになって一時回線に不満があって、通信料を変更しました。

ベイコムには、通信速度に応じて、4タイプの料金体系があり、ベイコムNET6、NET30、NET120、NET160の4つになります。

当初はベイコムNET30という通信速度が下りで30Mbpsのものを契約していました。それを最大のベイコムNET160まで引き上げました。

それで半年から1年くらい契約していたのですが、それほど速度が速いと感じなかったので、元の通信速度に戻しました。

それ以降は、ずっとベイコムNET30の契約を続けていました。月額の利用料金としては、5,016円(税込)になります。

光回線への検討

回線速度を早くした後、体感として速度の改善を感じられなくなった時に、光回線への乗り換えも検討しました。

当時、実家ではソニー系列のNURO 光 を使っていたこともあり、NURO 光 へ乗り換えようとしました。

キャッシュバックなどの特典が手厚いことと、料金についてもそれなりに安かったこともあって変更しようとしていました。

私が住んでいるところだと、マンションタイプで戸建てより料金も安くお得だったからです。

また料金の確認に関してもアプリを通じて管理がしやすいことも選んだポイントでした。

キャッシュバックの申請が少し手間ですが、全体的に概ね良心的にとらえていました。

巷でいわれていた通信速度の遅さは特に実家ではほとんど感じなかったのでそういう環境の方もいるのだろうくらいに思っていました。

ただ、光回線への乗り換えに関しては思わぬところで障害が立ちはだかりました。

住んでいるマンションが光回線を前提としていなかったのです。なので光回線の引き込み口がなかったのです。

そこで管理会社経由で家主の方に確認したのですが、穴をあけると物件価値が下がるので認められない、光回線はやらないでくださいと言われてしまいました。

そういうことがあって、光回線は断念しました。その時に引っ越すことも考えたのですが、引っ越し費用などの問題もあり現状維持で落ち着きました。

LTE回線に乗り換えようとしたワケ

光回線への乗り換えを諦めたあと、LTE回線というサービスがあることを知りました。

コンセントに挿すだけで、ネット回線がつながりますというものでした。

それを聞いた当時は、LTE回線は不安定という口コミもありスルーしていました。その当時は当然料金も知りませんでした。

今年になって、ネットにつながらないことがあってベイコムに問い合わせをしました。

そのページをよく読んでみると、月額料金も今のネット代よりも安く、Wi-Fi使い放題でデータ使用料無制限ということが書かれていました。

通信速度についても、下り最大110Mbps/上り最大10Mbpsと今の回線(30Mbps)よりも早いことに気が付いてこれの方がいいのではないかという結論に至りました。

サービス提供エリアを調べてみると、自分が済んでいる地域も対象になっていたこともあり、試しに乗り換えようかなと思いました。

変更手続きのためにカスタマーサービスへ

早速、ベイコムのカスタマーサービスへ電話をしました。

今って、チャットボットやメールでの対応が当たり前になっているのですが、この変更についてはそういうのが見つからなかったので直接電話しました。

すると、担当部署から折り返しますと言われたので待っているとすぐにかかってきました。

ベイコムLTEに変更したい旨伝えると、変更によるマイナス面をいくつか説明されました。

  • 通信速度は下り最大110Mbpsだが、時間帯や場所によっては全然スピードが出ないこともあり、ベイコムNETのほうが回線としては安定しているということ。
  • 今の契約だと、メールアドレスやケーブルテレビを見れるが、LTEにするとオプションをつけないとそれらは使えないこと
  • 変更に際しては、最寄りのベイコムショップまで端末を持ってきてほしいとのこと

回線の安定性に関しては少し気持ちが揺れたが、今でもそんなに早いと感じていなかったので問題ないと思いました。

メールアドレスとケーブルテレビについては、すでに両方とも使っていなかったのでこれも問題なかったです。

契約変更についてベイコムショップまで出向いてでないとできないということに関しては、月額で1000円以上安くなることやそこでゴネたところでどうしようもないので承諾しました。

結構な節約額になるし、変に引き留められるくらいなら全然行きますと答えて、翌日にベイコムショップへ行きましたw

あっさりと契約変更

ベイコムへ電話した翌日、必要なもの(モデムと配線類一式)を持ってベイコムショップへ行きました。

実はベイコムショップが近くになくて電車を使って30分かけていきました。

ベイコムショップについて事情を説明すると、変更についての説明があり、書類にサインしてあっさり変更できました。

ただ、LTEは本当に場所によって、回線の安定性に差が出るらしいので万が一、全然電波が入らないということであれば2週間(だったかな?)以内に申し出てくれれば契約を基に戻せますと説明があった。

なんにしても、あっさり契約変更できてよかった。そして、LTE機材に関してもその場で手渡しで預かってきた。

Huawei製のLTE機器で、ホームページに記載のあった「ホームタイプHUAWEI eA280-135」と同じものでした。

名称HUAWEI eA280-135
外形寸法直径95×高さ210mm
重量約650g(※ACアダプタ除く)
暗号化方式WEP、WPA-PSK/WPA2-PSK
本体形状スタンドタイプ
電源ACアダプタ(AC100V)
同時接続数64台(2.4GHz:32台,5GHz:32台)(有線LANポート×2)
無線LAN2.4GHz:802.11b/g/n 5GHz:802.11a/n/ac

回線速度について

契約変更も無事に終わり、早速設置してみました。

とはいえ、コンセントに挿すだけなので、設置というほどのことはなかったです。

ネットの接続については、Wi-Fiで接続するように、LTE端末の底面のパスワードを入力して接続するだけでした。

ややこしい設定がないので、ネット接続の設定関係でつまづくことはなさそうです。

ベイコムNETとベイコムLTEの速度についてスペックを比較してみました。下の図になります。

ベイコムNET30ベイコムLTE
下り最大30Mbps(ベストエフォート)最大110Mbps(ベストエフォート)
上り最大2Mbps(ベストエフォート)最大10Mbps(ベストエフォート)

ベストエフォートというのは、通信環境、回線の状況により表示速度を保証するものではないということらしい。

それなら、ベイコムNETでもベイコムLTEでもいいような気がするが・・・。

肝心の回線速度についてですが、正直ベイコムNETの頃とそう大差がない。上りに関しては、以前よりは早い(ただし、用途がないかも)

時間帯によっては早くなったり遅くなったりすることがある。変更の際に、安定性が欠けると言われた意味が分かった気がします。

SPEEDTESTを使って、両者のスピード速度を比較してみました。

ベイコムNET30とベイコムLTEの速度比較

左がベイコムNET30の速度テストの結果で右がベイコムLTEの速度テストの結果になります。

待機時間が23msのほうが、ベイコムNETの速度結果で、待機時間が34msのほうがベイコムLTEの速度結果になります。

数字的にはあまり変わらないように見えます。

ベイコムNET30でのインターネット速度テストの結果です。下りと上り共に契約上の範囲内に収まっています。

ベイコムLTEの速度結果が右図のものになりますが、時間帯等によって相当ムラが出ます。待ち時間とダウンロードは本当に変化が激しいです。

図では、そんなに回線に差が出ていないように見えますが、時間帯によってはダウンロードでも50~60Mbpsが出ている時間帯もあります。

一方、アップロードは遅いときでも3Mbpsくらいは出ている印象です。

LTEにしてから思うのは、速度テストをするタイミングで結果が全然違うなぁという印象です。

体感による差について

続いて体感による差について、感じたことをいいます。

通常のネットサーフィンではそんなに差がありません。全くないですw

ただ、たまにLTEの時はつながりが遅いなと感じることはあります。

あとは、スマホやタブレットでの通信に関してもパケづまりのようなつながりづらいときがたまにあります。

特に、スマホでのゲームの更新の時などは、明らかにゲーム内の更新速度が遅くなっている気がします。

ゲームデータの更新の際のダウンロードの待ち時間はモノによってはすごく長く感じることがあります。

でも、それだけです。普通にネットサーフィンするだけなら全然大差がないです。快適に使えています。

ただ、ネットに詳しい友達に見てもらったら、こんな速度でよくネット使っていられるねと言われてしまいました。

ちなみにその友達は、光回線です。

今度実家に帰った時に、実家の速度とも比較してみようかな?

料金による比較をしてびっくり!

料金による比較も行っていきます。今回、回線契約を変更したのは料金差という理由も大きいんです。

ベイコムNETの利用料は、月額5,016円です。年間で60,192円です。

それに対して、ベイコムLTEの利用料は、月額3,036円で年間36,432円です。

月額にして1,980円、年間で23,760円も料金に差があります。

速度を見てもらいましたが、そんなに大差がないです。なのに料金差は年間で23,760円もあります。

ベイコムNETからベイコムLTEに替えたことで、これだけの金額を年間ベースで節約できる見込みです。

サービスの質がそんなに変わらないのにこの節約額はヤバイです。

あくまで私の通信環境の話になってしましますがこれは変更しない手はありません。

まとめ

今日は、自宅の通信環境をベイコムNETからベイコムLTEに変更したことについて紹介してみましたがいかがだったでしょうか。

まだ、変更して数か月しか経っていないので、もしかしたらまだ直面していないマイナス面があったりするのかもしれません。

あくまで今のところの経過として参考にしていただければ幸いです。

ベイコムでの事例ではありませんが、LTE回線に替えたことで、速度が遅くなったという口コミも見たことがあります。

逆に早くなったという口コミも見たことがあり、それぞれの通信環境によって同じ地域だったとしても差がありそうです。

それがベイコムの担当の方に言われた「通信の安定性がベイコムNETの方がよい」と言われたことなのかもしれません。

とはいえ、私のケースでは、通信環境に差があまりないことと、両者の価格差を考えるとベイコムLTEに変更してよかったという結論になっています。

今後、その結論に変化があるようならまた、その結果を続編として綴ろうと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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