今日は、5月12日に決算発表したデータ・アプリケーション(証券コード:3848)についてみていこうと思います。
現在、この銘柄を600株保有しています。
元々は、Youtubeで銘柄を紹介している動画を見ていいなと思ったのがきっかけでした。
企業間の電子商取引の情報を伝達するEDI(電子データ交換)ソフトを扱っている会社で、企業間取引の伝票のわずらわしさを感じていることもあり、こういう技術がもっと普及するのではないかと感じ購入しました。
今回、決算と同時に増配や新中期経営計画についても公表されたので、見ていこうと思います。
今期は減益で1円増配
株探よりデータアプリケーションの決算についてのニュースがありましたので引用します。
データ・アプリケーション <3848.T> [東証S] が5月12日大引け後(16:00)に決算を発表。
25年3月期の連結営業利益は前の期非連結比40.1%減の3億2900万円に落ち込み、26年3月期も前期比14.9%減の2億8000万円に減る見通しとなった。
同時に、前期の年間配当を25円→26円(前の期は25円)に増額し、今期も26円を継続する方針とした。
直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結営業損益は2億4300万円の黒字(前年同期非連結は9200万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-14.4%→28.4%に急改善した。
引用:株探ニュース
正直、比較されているのが非連結だった前期なのでよくわからん。
ニュースを見る限り、減益ということで、決算翌日の今日は4.5%くらい下げていました。
ここは、売上構成をパッケージによる売り上げからストック型売り上げであるリカーリング売上に転換しようとしている最中の会社で、正直評わかりづらい。
でも、売り上げ営業損益率が改善しているのでよい方向には着実に進んでいると思いたい。
今期、減益とのことですが、期末に大口のパッケージ売上があり、それでも減益なのでそれがなかったと思うともっと悪くなっているのかもしれない。
サブスクMRRも順調に伸びているようだが、資料を見ると直近は少し鈍化しているようにも見える。
この点については、1UP投資部屋のサブチャンネルで管理本部長の人が説明していた。
配当に関しても今期1円増配の年間26円配当、来期についても26円を継続するとのこと。
配当利回りも3%超えていて、そこそこ良い。
時価総額が61億円と小さいので流動性も低い点がちょっと難点でしょうかね。
株主優待で何を選ぼうか
ここは昨年、株主優待も拡充し、株主還元についても力を入れている。
たしか、継続保有に関して拡充する内容だったと思います。
株数に応じてポイントが付与され、そのポイントで優待商品に交換できるというもの。
今回初めて、いただく株主優待なので、なにか食べ物系にしようかなと思って現在思案中です。
新中期経営計画を策定しなおす
前期に、М&Aで企業グループを構成するようになったことで連結決算に移行したそうです。
それに伴って、中期経営計画を出しなおすことになったと適時開示がありました。
策定しなおす理由については、連結グループとしての中期経営計画に沿ったものに変更したとのこと。
3か年の中期経営計画の終わりには売上高60億、EBITDA10億を計画しており、ROEについても15%を目指すとしている。
新中期経営計画については動画もあり、わかりやすかったです。
長期保有で投資を継続
決算などの一通り資料を見て、業績が悪化しているような印象はなく、順調に売り上げを伸ばそうとしている会社だというのを改めて感じました。
時価総額が小さいのでやや株価の値動きが荒くなりそうな銘柄なのが少し不安ですが、配当もそこそこ良く、株主優待もあるので気長に長期投資で保有を継続しようと思います。
事業に対するビジョンなどは明確で、売上構成をパッケージなどの売上からストック型の売上へのビジネスモデルの転換をしようとしている会社なのでそれがうまくいったときにもう一段成長しそうな将来性を感じる。
私の買値が800円位なのでそこを下回るところで買い増すことも視野にこれからもウォッチを続けていこうと思います。

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