去年の年末に配当狙いで100株だけ購入したDMG森精機の株なのですが、いつの間にか爆益になっていました。

保有して半年もたたずして30%以上の含み益!
上がった理由は、トランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領との口論を端に発した防衛関連株への買いです。戦争が長引くというのが想起されたのだと思われます。
また、ドイツで国防費の増強に向けて債務抑制策を緩和することを手掛かりにぐんぐん上がっていきました。国防費の増強に伴う欧州での工作機械需要拡大が想定され、DMG森精機やマキタなんかが買われています。
短期的にここまで上がってしまったのは想定外で、急騰に近いこともあり、利確するべきかどうか心が揺れています。

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DMG森精機を買った理由を振り返る

DMG森精機は、世界最大手の工作機械メーカーで、日本とドイツの技術を融合させた会社です。欧州最大手のドイツのギルデマイスター社と日本の森精機が経営統合しました。
購入した理由を振り返ると、昨年の12月でちょうど1年掛けていってこいみたいなチャートと配当利回りの高さに目をつけて購入しました。私が購入したのは2500円くらいだったと思います。ちょうど配当利回りも4%あるかないかの水準で買いました。そして、買ったときの前後のブログを読み返してみると、ブラックロックが5%超の株式を保有したというニュースもあって買ったらしいです。そんなことはすっかり忘れておりました(笑)
DMG森精機の基本情報について
マネックス証券の銘柄スカウターを見ながら、基本情報について整理してみようと思います。
時価総額は4,641億円、予想PER23.1倍、予想配当利回り3.21%、事績PBR1.47倍になります。直近で株価が一気に上がってしまった影響もあり、予想配当利回りは3.21%まで下がってしまいました。実績の配当性向が229.3%あり、この点は少し怖いなぁと思います。年間の配当の推移については、2020年に減配したものの、その後は右肩上がりに配当額が増えていっています。2024/12期は100円配当で、2025/12期は105円配当になる見通しです。
配当利回りとしてはそこそこ良い銘柄です。
買い増しするか利確するか
これだけ短期間に騰がってしまったこともあり、これからどうするのかを本当に悩んでいます。
欧州の防衛関連株として、特に世界情勢が不安定な中で、欧州の防衛関連株の一つで株価がものすごく反応しました。
欧州関連銘柄は、あまり持っていないので私のポートフォリオを見たときに地域分散がきく要素でもあります。
特に今回のドイツでの国防費の増強に伴うような需要拡大は、息の長いテーマのようにも思います。
ロシア・ウクライナ紛争も終わるのかどうか不透明な情勢が続いています。
今後も上がっていくとみて、買い増しをするか、もしくは急騰して30%上がっているので一旦利確するか本当に迷います。
ただ、短期的な急騰による反動が怖くてなかなか買い増せない自分が今の状況です。よくよく考えてみましたが
元々は、配当利回り重視で購入した銘柄ということもあり、このまま保有を継続しようと思います。

終わりに


今日は、保有株で急騰したDMG森精機について、利確するべきかどうかを考えてみました。
元々の購入理由を振り返ってみて、どうするのか迷いましたが、初志貫徹で保有を貫く予定です。
元々、安定的な配当が欲しくてそこそこの時価総額の企業に投資をしようと思って買った銘柄なので。
買い増しについてはどうするのか迷うところですが、大きな押し目がでてきたら買い増しを検討してもいいですね。
どこまで上がるのか想像もつきませんが、とりあえず今保有分の株はそのままホールドすることにしました。