足元の株式市場は割と好調です。トランプ関税で急落したときはどうなるかと思いましたが、何だかんだで昨年の8月の暴落の時のように1ヶ月ちょっとで株価は戻しています。
リーマン・ショックや東日本大震災の時の下落を経験している者としては、最近の急落とその戻り方は振り返ってみれば1ヶ月ちょっとで戻るのでありがたいのだけれど、違和感を覚えています。

ここ最近は、なんか戻りが早い気がします。
まぁ、そうは言っても相場に適応するのが投資家だよ

しかし、まぁ事実として実際の相場は戻っているので受け入れるしかないのですけど・・・。今日は、2025年上半期で自分の実現損益を初公開していこうかなと思います。
目次
上半期(2025年1月~2025年6月)の実現損益大公開!
それでは早速、上半期での実現損益を公開しようと思います。ここでの損益は、利確や損切りをしたもののみになるので保有中で損益が確定していないものは含まれません。あくまで「実現」したものになります。
全体の実現損益を公開した後にどういう銘柄で損をしたのか、利益を得たのかをちょろちょろっと思い出しながら書いていこうと思います。
それでは、上半期の実現損益について見ていきましょう。
上半期実現損益
国内株式:430,871円
米国株式:54,536円
投資信託:10,804円
合計損益:496,211円
トランプ関税があったけど、トータルではプラス!?


意外なことに上半期はプラスです^^
上半期の実現損益は利益から損失を差し引いて496,211円のプラスで終えています。体感でいうと上半期はいつも大なり小なり利益は出ていますが、下半期で損失を被ることが多いです。8月の夏枯れ相場の時に、やらかすことが多いです。
3月企業の第1四半期決算が7月後半から8月半ばにかけて出てきますが、その結果を持ち越して、下方修正銘柄なんかを持っているとあっという間に含み損になり、それを損切りして、損を出してしまうというのが例年の流れみたいになっています。
実現損益を「利益と損失の差」から見てみよう
では、この実現損益496,211円の内訳について見ていこうと思います。まず、利益と損失という内訳から見ていきますと、利益の額が735,280円で損失が239,069円の差し引き496,211円になります。
意外と損失もあるのですね?


はい、個別株は損切必須なので
個別株は、個別株特有の急落があるので適度に利確と損切をします。なかなか思い切った損切は躊躇してしまうこともありますが・・・。
実現損益を「投資対象」から見てみよう
続いて、投資対象という切り口から実現損益を見ていこうと思います。私は、日本の個別株メインにやっています。そのため、損益の大半は、日本の個別株から発生していますが、中には別のものもあります。
投資対象別実現損益
国内株式:430,871円
米国株式:54,536円
投資信託:10,804円
国内株式が全体の約87%を占めています。米国株式や投資信託もありますが、ほとんど誤差ですね。日本株については後程もう少し詳しくやろうと思います。
米国株は、昨年から保有していたイーライリリィの株式の端数を売却したことによるものです。
投資信託は、別の商品に乗り換えるときに売却した分になります。
日本株の実現損益について大公開!
さて、ここからは日本株での投資損益をもう少しだけ深掘りしていこうと思います。私が上半期でどういう銘柄で利益を出していて、どういう銘柄で損を出しているのかをみていくことにより、自分の投資結果の振り返りをしようと思います。
国内株式での差し引きの実現損益は、430,871円でした。この内訳については利益が669,256円で損失が238,385円になります。この中でどういう銘柄で利益を出した、又は、どういう銘柄で損失を出したかについて見ていきます。とりあえずは、利益、損失を出した上位3銘柄をピックアップしながら所感について述べていきたいと思います。
利益を出した銘柄
利益を出した銘柄の上位3銘柄は、アドバンテスト、イオンモール、東京窯業の3銘柄になります。上位は3銘柄ですが全体では25銘柄で利益が出ています。
アドバンテストは、トランプ関税後の急回復の時に利確したものになります。これはトランプ関税直後で急落したものを拾ったのを売った結果です。中には損失を出したものもありますが、利益も出ました。
イオンモールは、イオンとの株式交換の発表が出たときに株価が急騰し、利益確定をしたものです。発表後に複数回に分けて売りましたが、売った時よりもさらに上がってしまいましたのでそのまま保有しておけばと後悔している銘柄でもあります。
東京窯業は、昨年からちょこちょこ買い下がりで保有していた銘柄で、本決算後に株価が上昇してきたので、スライスで売却したものです。時間はかかっていますが個人的には購入も売却も成功したのではないかと思っている銘柄です。
他の利益の明細を見ていると、小さい利益を積み重ねている印象です。反省点としては、デイトレードをしているわけではないので、銘柄数をもっと絞って1銘柄当たりの利益を出すようにしないといけないのかもしれませんね。
損失を出した銘柄
損失上位3銘柄は、アドバンテスト、浜松ホトニクス、オリエンタルランドでした。他にも日清製粉グループやエムスリー、インドのETFでも損をしていました。
アドバンテストは、決算後からのトランプ関税直撃で株価が半値になる下落の中で売ったり買ったりしていた時の損失分ですね。
浜松ホトニクスについても、下落の中の買い下がりで耐えられなくなって売却したものですね。これについても売らずに持っておけば損失は出なかったですが、当時は損切をして持ち高を軽くしておこうと判断していました。この判断自体は間違っていなかったと思います。
まとめ:利益や損失の額よりも中身や再現性が大事
ここまで2025年上半期の株式投資での実現損益をみてきました。利益を出した銘柄と損失を出した銘柄のトップが両方ともアドバンテストだったのには正直驚きました。それだけ半導体銘柄というのはボラティリティの高い業種だというのがわかるものでもあります。思い返すと、下げてる時の精神状態は結構きついものがあったように思います。最近ようやく上がってきましたが、半導体銘柄は難しいなと感じました。
アドバンテストを除くと、私の利益を出しているのは、中長期で配当をもらいながら保有して、株式交換やTOBなどのイベントor上昇してきたものを売って利益を出していくスタイルのほうがあっているように思いました。
逆に損失の方は、じりじり下げてきた銘柄で含み損が大きくなった銘柄を握力が弱くなったところで投げ売りする、もしくは、急落時などにビビり散らかして怖くなって売っているようなそんな感じです。これらの点は本当に反省しないといけないなと振り返っていて痛感しています。
振り返って感じたのは、利益や損失の額よりも何の銘柄で利益を出したか、損失を出したかのほうが重要だなと改めて思いました。そうして振り返ることで、また同じような利益の出し方というか再現性のある投資手法を自分に覚えさせるのが大事なのだと思います。今年も残り半年もありませんが、2025年の投資を頑張っていこうと思います。


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