こんばんは。今日は、配当金の案内と株主優待が来ました。
届いたのは、ココイチを運営する株式会社壱番屋とセブン&アイの2社です。
壱番屋の配当の案内には、一緒に株主優待が同封されていました。今回、初めて優待をもらうことができました。
ココイチは、値上げを定期的にしていて、昼食を食べようものなら1,000円以上かかることが当たり前になってきておりサラリーマンとしてはなかなか昼飯で使いづらいくなっていました。
最低単元での株主優待なので2枚だけですが、ありがたく使わせてもらおうと思います。
セブン&アイについては、株主優待を発表後に安くなるタイミングを狙って購入しました。
その後まもなくして、カナタのアリマンタシォン・クシュタールからの買収提案を受けたというニュースがあって暴騰しました。
その後、MBOするかもというニュースもあり、今は30%超の含み益が乗っている状態です。
セブン&アイの配当の案内の中には、「株主優待お申し込みのご案内」も同封されていました。
セブン&アイの共通商品券か国連WFPへの寄付のいずれかを選べるようです。
驚いたのは、申し込みははがきを返送する形でした。もう令和なんだし、そこはWEBで申し込みでよかったのでは?
私は、共通商品券を選びました。これ目当てに購入しましたからね。
しかし、買収されたらなくなりますよね?MBOであっても同じくなくなりそう・・・。
初めての優待ですが最初で最後の優待になりそうな感じがしますねorz
今日、届いたのはこの2社のみです。ちょうどいい機会なのでこの2銘柄についてもう少し掘り下げてみようと思います。
目次
株式会社壱番屋(7630)
まずは、ココイチを運営している壱番屋からにしましょうか。
改めて紹介する必要はないと思いますが、カレー専門店を全国展開しています。
約9割がFCで今年は20代のバイト上がりの社長が誕生したことで少しバズっていましたね。
なんかあのココイチの社長!?とかなりメディアに持ち上げられていましたが、フランチャイズなんですよね。
株式会社壱番屋本体ではないので、あのメディアの報道の仕方はどうなのかなと思っていました。
事業としては海外にも積極展開、成長を牽引しています。
国内も定期的な値上げで採算は改善しているようでコロナ禍明けの外食産業の回復で業績は徐々に上がっている印象です。
今年の2月末で1:5の株式分割をしています。実はハウス食品グループの子会社です。
私は、分割後に株価が下がってきたところで購入しました。ただ、残念ながら購入してからじりじり下がってきました。
買ったのは100株だけでしたが、下がっていく中で単元未満でコツコツ追加購入しています。
業績は悪くないのに下げ続ける株
直近の決算が10/7にありまして、売上は10%増だったものの、原材料や人件費の高騰で経常利益は4.1%減となっていました。
やはり、原材料や人件費などのコスト上昇が収益の重しになっているようです。
ココイチはコンスタントに値上げをしていたのでこの辺りはてっきり価格転嫁できていると思っていましたがそうではなかったみたいです。
海外の店舗はまちまちでアメリカなどは堅調だったけど、韓国やタイのフランチャイズはちょっと下回ったみたいです。
株価はじりじりと下がっていますが、それほど業績面で目につくようなマイナス材料がないのでどうして下がっているのかよくわかりません。
分割してから株価はずっと軟調です。SNSなどでは、高い高いと言われているココイチです。
ここの強みとして常連客というかココイチのファンが客単価も高く、壱番屋の業績を支えているということを分析している記事を見たことがあります。
これについては、ココイチに定期的に通っている私も全く同意です。なんかおいしいし、色々頼んで結構な値段になっていますw
値上げの影響もうけると思いますが、価格転嫁が進んでいるので長期的には業績は堅調に推移するのではないかと思っています。
特に売る理由もないし、ココイチが好きなので配当利回りは1.58%と高くはありませんが株主優待もあるし、長く保有していきたいと思います。
セブン&アイホールディングス(3382)
次は、セブン&アイですが、ここも説明はいりませんね。
日本最大のコンビニチェーン、セブンイレブンを運営する国内流通首位の企業です。
昨今の業績は苦戦しています。私自身、実はほとんどコンビニを利用することがありません。
一人暮らしを始めて節約するようになってからコンビニへあまり行かなくなりました。
直近の決算では、前年同月比で営業利益が22.4%減、経常利益が26.3%減、純利益が34.9%減と芳しくない結果でした。
正直なところ、セブンイレブンはずっと一人勝ちみたいなイメージが強く業績不振はちょっと信じられなかったです。
そして、今回の買収提案も驚きでした。あれから株価が一気に上がりましたからね。
そして、あの報道以降、業績が云々ではなくなりましたね。もう完全に買収されるもしくはMBOされるのを待っている状態ですw
株価は微妙だし、MBOは実現可能性が低い?
買収提案の時もそうでしたし、今回のMBO検討の後もそうですが、株価が持続的に上がらないのですよね?
買収金額やMBOにかかる金額が巨額すぎて、実現が難しいと思われているのかな?MBOに9兆円という報道が出た時には、金額と発行済み株式数から株価を逆算すると3450円くらいの株価になるだろうからそこまですんなり上がっていくかと思いきや全然上がらない(笑)
そのニュースを聞いて、売買停止になったときは思わずガッツポーズをして喜んだけど、売買再開されてから株価は何か微妙な動きだし、それは今も続いているorz
MBOにあたって、日本の5大商社の伊藤忠商事や、メガバンクの名前が出ていました。
伊藤忠商事はファミリーマートを子会社化していますから独占禁止法上の問題があると指摘がありました。
また、メガバンクからの借り入れについても、今のセブン&アイの企業価値以上の借入規模なので普通に与信上の問題で借り入れをできるかという問題があるみたい。
よく考えればそうだよね。銀行の立場からすれば6.3兆円くらいの時価総額の会社をMBOするのに9兆円規模の資金が必要な案件にカネを貸すかどうかだけど、企業価値が6兆円くらいなんだから貸すことができても6兆の8掛けくらい?
そもそもメガバンクがそれだけのお金を貸すだろうか?借り入れできたとしても、セブン&アイが利払い負担が半端なくて業績のマイナスインパクトでかすぎるか
そう考えると現実的じゃないって見られていそうな気がする。。。
私の保有スタンス
最後に、私のセブン&アイホールディングス株の保有スタンスを述べます。
とりあえず持っておくしかないかという結論になりました。
売買停止になった時にPTSでつけた2727.5円で売れればよかったんだけど・・・
先に述べたように、現実的でないので株価も9兆円を想定した株価まで上がっていないのだと思います。
この先に考えられるのは、次の3点かなと思っています。
次のアクション ※あくまで予想です
・アリマンタシォン・クシュタールが敵対的買収を仕掛けてくる
・MBOに必要な資金を何らかの方法で調達してMBOする
・アリマンタシォン・クシュタールが買収を諦め、伊藤家もMBOを止める
上2つになれば、株価は今よりぶっ飛ぶと思います。
最悪なのは、買収を諦めて、その結果MBOする必要ないねということになってやめることでしょうか。
そうなったら株価は奈落の底にたたきつけられるように下落するように思います。
逆に言えば、そうならない限りは持っていようかなと思います。
今売っても、2400円くらいですが、買収やMBOとなれば3000円~3500円くらいまで上がる可能性がありますし、仮に売ってしまってそれを逃すと精神的に辛い。
万が一、アリマンタシォン・クシュタールが諦めて、MBOもする必要がなくなって現状のままということになればその時に売ってもいいし、元々優待目当てで買った銘柄で購入単価が1770円とかなのでそのまま持って、優待と配当をもらい続けてもいいかもしれません。
そんな風に今のところは考えています。でも、なんとなく売りたくなったら売るかもしれませんが・・・(利食い千人力というやつですね)
おわりに
今日は、壱番屋とセブン&アイから配当金の案内と株主優待が届いた件について綴ってみました。
思ったより長くなりましたね。単に、案内が来ただけなんですが・・・。
壱番屋もセブン&アイも配当額としては全然少ないのですが、株式配当というのはありがたいですね。
株のキャピタルゲインはうまく儲けられたときは脳汁がドバドバ出て何とも良い気分なのですが、こういうキャッシュフローで入ってくるインカムゲインというのもやはりうれしいですね。
こういうのが株式投資の醍醐味だと思います。
セブン&アイのほうはどうなるのか100株ホルダーの私にはわかりませんが、とりあえずはしばらくは保有を続けようと思います。
ただ、じらさないでさっさと結論を出してほしいですね。ついうっかり売ってしまいそうになります。
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