こんにちは。もう今週で11月が終わってしまいます。時間が経つのが早くあっという間に2025年も終わりそうな気がします。
今日は、今の保有銘柄で含み損の出ている銘柄について見ていこうと思います。

自分自身に対する戒めやこのまま保有するのかどうかの確認の意味が強いです。
今現在は、2025年通年での損益はプラスを維持していますが、そろそろ損出しを検討しようと思っています。特に今年の10月以降、含み益だった保有銘柄が徐々にその含み益が減っていき、含み損に転落する銘柄が増えてきました。
目次
含み損8銘柄についての所感

今の時点で含み損を抱えている銘柄は8銘柄あります。ちなみにこの8銘柄については主に9月以降に徐々に増え始めてきました。そういう意味では私の保有株のピークは8月だったように思います。
その8銘柄については次の通りです。
- 大盛工業(1844)
- 楽天銀行(5838)
- サイバーエージェント(4751)
- オーバーラップHD(414A)
- MFS(196A)
- キュービーネットHD(6571)
- SBIHD(8473)
- ソニーFG(8729)
そしてこれら8銘柄についてこれから見ていこうと思います。中にはガチホすると決めている銘柄もある一方で、どうしようか迷っている銘柄などいろいろあります。ちなみにリストの順番は損益率の悪い順番に並んでいます。
含み損No1銘柄:高値掴みの大盛工業、下水道関連で再注目されるまで厳しそう
まずは、大盛工業(1844)になります。八潮市の道路陥没事故以降、急激に急騰した下水道関連銘柄です。今は半導体銘柄がボロボロの状態で、サブコンやスーパーゼネコンが、株価を伸ばしつつありますが、下水道関連は今一つ微妙な値動きです。
今思えば、完全にテーマ性に乗っかって高値掴みした感じですorz

1450円の高値から900円台に下落したときに入りました。たしか決算後に期待外れで暴落したときにチャンスかなと思って入ったように思います。
その後は1000円台を回復して買い増しをしました。買い増したとたんにじりじりと下落していって、一部を損切しました。そしてそのまま株価はじりじり下落し今に至ります。
今の感じだと、もう一度下水道関連銘柄に注目が向いてくるまで株価回復は厳しいように個人的には思っています。含み損は40%近くあります。一度損切をしているので保有株数が多くなくて保有を継続しています。
継続している理由としては、建設系の銘柄をほとんど投資していないことや下水道関連で再注目されたときにここは真っ先に買われるのではないかというのがあります。率としては大きいですが額としてはほとんど持っていないので放置しています。

しかし、今年の高値から半年経たないうちに半値以下になっているのでボラティリティは高いですね><
テーマ株に安易に乗ってはいけないというのを身をもって痛感していますorz

利上げ待ちの楽天銀行
続いて含み損の大きい銘柄は、楽天グループの金融事業を展開している楽天銀行です。夏ごろまでは株価も順調に上昇していたのですが、総裁選で高市総裁が誕生してから利上げが遠のいたこともあり、じりじりと下げ、決算後に無事に通過したかと思いきや短期で20%以上も下げています。
ここだけでなく年末の利上げを見越して金融関連株の保有比率を高めていることもあって保有している金融関連株は調子が悪いです。しかも、楽天銀行は配当を出していないので配当をもらいながらではなく値幅取りがメインなのに大きく含み損を抱えています。含み損は数十万円規模です・・・orz
利上げがされれば、ここの株価は上がっていく(はずw)という当初のシナリオに淡い期待を持ちながらガチホしていこうと思っています。優待で楽天銀行の金利優遇などもあるようですが、そんなものより配当をお願いしたいところです。
保有した後に調べて分かったのですが、楽天証券は楽天グループの子会社であって、楽天銀行の子会社ではないようです。
サイバーエージェント社長交代で株価急落、てっきり織り込み済みだと思ったのに
ここからは含み損益率が一応1ケタ台になります。(ここはほぼ2ケタと言ってもいい含み損益率ですが・・・)
ABEMAが黒字化したことで今後の成長を期待しているサイバーエージェントです。9月の権利落ち以降、株価も徐々に下落基調だった同社ですが、創業社長の藤田社長の交代が直近の決算で発表され、さらにもう一段下落し含み損に転落しました。特に今年の4月以降の株価が堅調で結構な含み益があったのですが、この2ヶ月くらいで吹き飛んで10%近いマイナスになりました。
メディア事業やゲーム事業が好調な一方で祖業の広告が大口顧客が離反するなど少しメイン事業で不安があるのに加えて今回社長の交代で売られたのかなと思います。ただ、藤田社長が交代するのは前から言われていましたし、問題ないように思っていたのですが、カリスマ性が失われることを嫌気されたのでしょうかね。もしそうなら絶好の買い場のようにも思ったのが正直なところです。
私は、2,3年前に導入された株主優待も気に入っており、これを使ってタダでABEMAを使い倒しています。株主優待にこだわらなくてもいいのですが・・・。新社長には一定の不安はありますが、それよりもメディア事業やゲーム事業の今後の伸びしろへの期待の方が個人的には大きいので継続保有の予定です。もう少し下がったら買い増しも検討したいなと思います。
サイバーエージェント社長のブログも読み物として個人的には好きです。新社長にも期待しています。
最近アニメでよく見るオーバーラップ、しばらくは我慢の時?

今月買った銘柄で早速8%近い含み損・・・銘柄は新規IPO銘柄でもあるオーバーラップHDです。正直、こんなに早く含み損が大きくなるとは思っていなかったので意外でした。打診買いの後、決算を見てそれなりに業績がよさそうだったこともあり、打診買いの価格を割ったところで買い増しをしました。その後、地合いの悪さもあってサクッと下落しました。
ここはKADOKAWAとオーバーラップを打診買いしたときも考えていたのですが短期ではなく中長期的に日本の産業でIPとかが盛り上がってくるときに見直されると思うのでこのまま保有を継続しようと思っています。
前にも触れたかもしれませんが、ABEMAでたまに見るアニメのコピーライトというかなんというかよくオーバーラップの名前が出ているので上場で知名度も上がっていって業績にもプラスに働いてくれるのではないかと思っています。ちょっと割高感が否めないのですが・・・しばらくは我慢の時なのかも?
モゲチェックでお馴染みのMFS
次は、MFSですね。モゲチェックを運営している会社です。前期決算はよかったのですが、向こう1年の業績見通しが悪く株価がだだ下がりだったのですが、直近で全国保証と提携したというIRが出ており少し株価が回復しています。それでもまだまだ含み損ですが・・・。
ここも保有株数が少なく、全体に占める割合からして放置で問題ないのでそのまま持っています。今期は期待していませんが全国保証との提携など将来の業績にプラスになるようなIRが出てきて今後に期待しています。
住宅ローンを伸ばしたい会社に買収されるのではないかという読みを個人的にはしています。銀行とかが有力かなと思ったけど、それをするとその銀行以外のローン比較サイトとして使えなくなるので、本命は全国保証のようなところでしょうか!

資本業務提携といわず早くTOBしてほしいのが本音です
QBハウスの海外展開期待しています
ここからは含み損ですが、まぁ誤差の範囲だと思いたい銘柄です。まずは昔の1000円カットで有名なQBハウスを展開するキュービーネットHDです。普段から髪を切るときには通っているのですが、徐々にお客さんが増えているなと感じることが多く買ってみました。
コロナ禍の真っただ中は流石に無配でしたが2022年から復配して以降、着実に増配しています。株価も順調に伸びていましたがここ1ヶ月ほどは下落基調のヨコヨコです。株主優待も今年から実施していて無料ヘアカット券が保有株数に応じてもらえます。たしか株主名簿に6月と12月の両方に同一番号で載る必要があります。3年以上継続保有で枚数が増えます。
国内だけでなく海外展開もしており、将来性に期待しています。日本だけだと人口減少のあおりで業績落ちそうな気もしますが海外展開もうまくいけばその分売り上げ拡大が見込めるのではないかと。
SBIHD:株式分割に傘下の銀行IPO、仮想通貨関連など

SBIホールディングスです。ここにはかなり期待しているのですが、ここ最近の下落に加えてSBI新生銀行の新規IPOでSBIHDの株が売られているのかかなり下がっています。個人的には買い増しできるのでありがたい限りです。とはいえ短期で大きく下落してもらっても不安になるので6000円を死守してほしいところです。
このSBIホールディングスについては、将来はメガバンクや大手証券に肩を並べるくらいというかそこに並び立って追い越すようなシェアをとってくるのではないかと思っていて長期保有を考えています。
仮想通貨関連にも明るく、そういう意味では金融関連株の本命として見ています。ただ、一方で下落するときは一気に下落すると思うのでその時は一旦売って下で買いなおすくらいのフットワークの軽さで行くか、大きく下落してもガチホで行くか迷っています。
直近まで配当未定ですが、配当利回りは高かった方なので長期で持ってもいいかなと思える銘柄です。
国内初のパーシャルスピンオフ上場銘柄:ソニーフィナンシャルグループ
ソニーグループからパーシャルスピンオフで分離上場を果たしたソニーフィナンシャルグループですが、NTT同様1単元の購入額が少額で買えるということもあり、ほんの少しだけ持っています。パーシャルスピンオフ当日の上がり方を見て行き過ぎていると思ったのでしばらく買うのを見送っていたのですが、案の定株価が下がってきて150円くらいまで落ちてきたところで打診買いしました。
その後150円も一時割れてしまったので、含み損になっています。ソニー生命がブランドとしては強く、生保銘柄として持っている株はなかったので分散も兼ねて持っています。損保は東京海上で生保はソニーFGくらいの気持ちで持っています。
持っていますというほどの株数ではないのですが、今の150円以下の株価水準だと長い目で見ればお買い得なのではないかと思っていて買い増しを考えています。
含み損を振り返って


今日は含み損銘柄について振り返ってみました。含み損だけで8銘柄ということで夏に比べて増えたなぁというのが正直な感想です。10月以降マーケットのボラティリティはさらに大きくなった印象だったので仕方ないと思う反面、やはり含み損というのは見ていて辛いなぁとも思います。
この含み損銘柄を年末までに一度損出しをして、すでに利益確定している分と損益通算させることも考えています。
そうすることで、今年の利益が減りますが、支払う税金も減らせます。含み損を見ていると人は心理的に嫌がる傾向があります。行動経済学でいうところの損失回避です。
含み益や含み損で株式の売買の判断をするべきではないというのが株で成功している人の金言ですが、なかなか私のような凡人には難しいなと痛感しています。
でもどの銘柄も買ったときのシナリオというか思い描いていたことは何も変わっていないので保有自体は続けていこうと思います。日本株はボラティリティが大きくなってきていますが、欲しいなと思う銘柄も多く、暴落があれば買ってみたいと思います。
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