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イオングループの保有株を点検

こんにちは。今日で1月も3分の1が終わってしまいます。

そして早いもので、2月決算銘柄の第3四半期決算が進んでいます。イオングループの第3四半期決算がだいたい出そろいました。

私は生活圏内にイオングループのサービスを使っていることもあり、イオン関連の銘柄をいくつか持っています。

私が保有している銘柄としては、イオン、イオンFS、イオンモール、ウエルシアなどを保有しています。

今日は、自分が保有しているイオングループの決算がどうだったのかを簡単に振り返ろうと思います。

イオンFS

まずは、イオンフィナンシャルサービスから見ていこうと思います。

営業収益、営業利益、経常利益、純利益すべての利益段階で増益を確保していました。

SNSでも話題になっていましたが、カードの不正利用が気になるところです。

イオンカードの対応の悪さが炎上していましたが、株価への直接的なマイナスにはなっていないのが救い。今のところだけど・・・。

指標面をSBI証券で見ると、PBRは0.57倍、予想PERは12.04倍でした。同業者のジャックスやオリコ、クレディセゾンに比べるとPERは高め。

経常利益の進捗も70.8%と通期予想を達成するのか不透明感が漂っています。配当利回りも4.3%と4%を超えていて高配当株として頑張ってほしいところです。

配当性向が54.7%と高いところがやや気になります。

ウエルシアHD

ドラッグストア首位のウエルシアの決算は、増収減益でした。減益率も前年同時期に比べて二けた減になっていたのでかなり厳しい印象を持ちました。

年末に、ツルハとの経営統合に関して海外の手続きが不要になったため2025年末に2年前倒しで経営統合ができる見込みなのが報じられていました。

他のドラッグストアとの業績を比べてみてもウエルシアの業績は悪いように見えたので、大きく下げると思っていましたが、結果は大反発でした。

悪材料出尽くしで買い優勢という見出しが躍っていました。業績に関して株価がどっちへ行くかは本当にわからないなぁと思いました。

昨年はずるずると下がっていった銘柄でもあるので、今年は徐々にでもいいから上がっていってほしい。

イオンモール

イオンモールについては、25年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比9.3%増の297億円に伸びたが、通期計画の420億円に対する進捗率は70.8%となり、5年平均の70.3%とほぼ同水準だった。

営業収益は過去最高を達成し、国内事業が伸長しているようです。

減損損失のため純利益は前年同月比で16%減となっていますが、この減損は抜本的な事業構造改革の実行によるもののようです。

2025年度末時点で4億円/年、2030年度末までに30億円/年の営業利益改善効果を見込んでおり、前向きな減損なので個人的には好意的に見ています。

イオンモールに関しては、国内事業がこのまま伸びるのかというのとあとはアセアン事業の先行きでしょうか。

どちらもこのままがすんなり伸びるのかは少し疑問符が付きます。国内は伸びるのかな?

そこの見通しが少し自分の中では腹落ちしない部分があります。個人的には期待したいところですが・・・

決算翌日は、多少上がるかなと思ったのですが、逆に4%以上の下げ。単元未満で50株ほど買い増ししました。

イオン

最後は、イオン本体です。

イオンの第三四半期の純損益は、156億円の赤字でした。下方修正も来るかなと思いましたが、年末年始商戦などで挽回できるとして通期予想は据え置いたようです。

イオンはパートの時給を7%上げたり、従業員の賃上げに関しては前向きにやっているイメージがあります。

人件費関係で赤字だったり減益だったりになっているような印象です。

これについては長期的に見て人材のつなぎ止めに一役買って数年後には優位性になっているように思ったりもしているのですが安直でしょうかね?

ネームバリューに加えて雇用についてきちんとしているイメージが人材獲得という点で優位性になるような気がしています。

商品はありえないほど買いたたくイメージのイオンですが人にとっては優しいイメージですw

来月は株主優待の権利月でもあるのでこのまま株価も維持してほしいところです。

ですが中核事業のGMS事業が営業損失になっているなど懸念点が多いのが怖いです。これがクローズアップされたときに株価の下落の引き金にならないか少し怖いですね。

まとめ

さて、今回はイオン関連での保有銘柄の決算を見ていきました。

私の個人的な感想にはなりますが、業績を見るとイオンやウエルシアはやや苦戦しています。

それと対照的に、イオンフィナンシャルとイオンモールは好調なイメージです。

昨年の9月にもイオン関連の銘柄について紹介しましたが、イオンモールとイオンフィナンシャルについては単元未満で買い増しを少ししています。

どれも実際にサービスを使っていることもあり、今後も継続して保有し、買い増しもしていきたいと思っています。

イオンとウエルシアについては、業績の不透明感が出ていると思うので少し注視していかないといけないかなと思います。

以上、第3四半期決算を見て感じた個人的な感想になります。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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