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【2025年12月期】DMG森精機の第2四半期決算を確認する

2025年8月4日

2025年8月1日にDMG森精機の第2四半期決算が発表されました。

今回は、DMG森精機の決算について確認しようと思います。私が保有している数少ない防衛関連の銘柄です。

過去には利確することも考えましたが、買ってからそんなに値幅を取れていないし配当利回りが高かったので配当銘柄として保有を継続しています。

購入した当時を振り返ると、配当利回り4%と高配当株となっていて、ちょうどブラックロックが大量報告書を出した後でした。

その後ドイツで債務抑制策を緩和するというのを手掛かりにドイツ株や関連の防衛銘柄が急伸して利確するかどうかを迷っていました。

で、結局保有を続けて今に至るという感じです。では早速、今回の決算を見ていこうと思います。

決算サマリー:連結最終損益は20.6億円の黒字だが・・・

2024年中間期2025年中間期増減率
売上収益263,717百万円227,487百万円-13.7%
営業利益24,123百万円6,509百万円-73.0%
税引き前中間利益21,441百万円3,268百万円-84.8%
中間利益153百万円2,126百万円-
親会社株主に帰属する中間利益△232,060百万円-
中間包括利益27,038百万円2,561百万円-90.5%

売上収益は13.7%の減収、営業利益も73%の減収、最終損益は20.6億円の黒字浮上となっています。営業利益の落ち込みが相当大きいなと感じました。

中間期の決算としては、上期は厳しいという印象を受けました。

営業利益の落ち込みについて

営業利益の減少について少し気になったので調べてみました。要因として考えられるのは、次の3点です。

  • 売上収益の減少
  • コスト増加(為替含む)
  • 非継続事業の損益の除外

売上収益が13.7%の減収なので、その影響を受けていると思います。

また、コスト増加で部分で調べると、販管費の削減や値引き率の軽減や生産性向上による粗利益の改善もありますが、為替の影響と減価償却費増、負ののれんの発生益がなくなったことから全体として営業利益の落ち込みになったとのこと。

非継続事業の損益の除外に関しては、ロシアの製造子会社がロシア政府に収用されたことによる連結除外損失を計上したことが響いているようです。

「2024年12月期第1四半期連結会計期間より、ロシアの事業拠点であるUlyanovsk Machine Tools oooに係る事業を非継続事業に分類しております」と記載されています 。これにより、「売上収益、営業利益、税引前中間利益は非継続事業を除外した継続事業の金額のみを表示し、中間利益及び親会社の所有者に帰属する中間利益(損失)は、非継続事業の損益を含んだ金額を表示しております」とのことです 。

連結業績予想と配当の状況

通期の連結業績予想についても記載があったので想定為替レートと共にまとめておきます。

売上収益5100億円
営業利益380億円
親会社の所有者に帰属する当期利益200億円
1株当たり当期利益127.54円

想定為替レート:1米ドル=144.0円 1ユーロ=161.0円

業績の予想に関しては、前回の見通しから修正はありません。

想定為替レートはそれぞれ今の水準※(米ドルが148.10円、ユーロが170.55円)よりも円高に見積もっているので為替差益が出るかもしれません。

※ブログを書いているときの為替水準です

配当に関しては、中間配当を50円、期末配当を55円の合計105円になる予定です。

受注状況は回復基調、ただしリードタイムが長期化

DMG森精機の受注状況について、決算短信では回復基調にあると記載がありました。

上半期の連結受注額は2486億円で前年度下半期に比べて8.4%増加しました。四半期ベースで見ても第2四半期(4月〜6月)の連結受注額は1,279億円となり、前四半期(1月〜3月)比で6.1%増加しています。

工作機械1台当たりの受注単価は前年度平均の7,100万円から8,080万円へと上昇しています。これは、工程集約機や自動化の提案によるものです。

地域別では、アメリカが好調で第2四半期には過去のピーク水準を更新したとのこと。これは関税発動前の駆け込み需要の可能性もあります。欧州と中国もすでに底を脱し、下半期に向けて回復するかどうかがカギのようです。

受注状況はこうちょうですが、受注残高に占める中型機・大型機の比率が増加しており、売上計上までのリードタイムがやや長期化しているため、受注残高が本格的に売上に寄与するのは2025年度の第4四半期以降になる見込みです。

リードタイムの長期化で売上寄与がズレる傾向にあるようですね

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おわりに:進捗状況は厳しいが、受注残が回復基調にあり、数字に表れるのには時間がかかりそう

今回の決算を見て、決算の進捗についてはかなり厳しい印象を受けました。でもよい面もあって、受注状況が回復基調にあり、明るい見通しのように感じました。

受注状況の回復が数字に表れるのは時間がかかりそうですが、想定為替レートの水準も今より堅めに設定しており、今の為替レートが続けば差益が出そうです。

懸念点としては、中型・大型の工作機械の比率が増えたことでリードタイムがやや長期化していることが少し気になります。長期化によって今期に計上されるものがズレたりすると、会社計画の数字と大きくずれることで株価が乱高下しやすくなるのではないかということですかね・・・。

金曜日の晩のPTSでも7%超の下落で、週明けの株価も下げて始まりそうです。私の買値は今の株価よりも500円ほど下にあるので、配当をもらいながら保有を継続することになりそうです。

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