こんばんは。
今日は、東京窯業(TYK)の決算発表の日でした。
東京窯業はTYKと社名呼称を変更しています。
会社の沿革みると、1988年に呼称を変更したみたいです。結構前だな。
私がこの株を保有し始めて、まだ1年は経たないけど、ずっと東京窯業って言っていました^^;
あと、全然関係ないのですが、TYKという響きを聞くと、とんかつのKYKを思い出します(笑)
さて、そんなことはさておき、早速決算を見ていくことにします。
増収増益増配の三拍子そろった決算だけど・・・
2025年3月期の東京窯業の決算は、増収増益増配の決算でした。
売上高 | 6.4%増 |
営業利益 | 41.5%増 |
経常利益 | 24.2%増 |
当期純利益 | 31.6%増 |
日本と北米、ヨーロッパでセグメント利益を稼いでおり、アジアが軟調のようでした。
そして、増収増益に加えて配当についても前期配当を11円20銭だった配当予想を1円50銭増配して12円70銭にするための決議をすると発表しました。
これにより年間配当は21円20銭になりました。つまりは、増配です、最後の最後でよくぞやってくれました。
仕事中(夕方)にちょっと気になったので休憩中にみたら、増収増益増配で株価も後場の引けにかけて上がっているのをみて、これは決算がいいんだ、イケると喜びました。
引けで上がっていたので、これ決算漏れていたのでは・・・?
そんなことよりこれは、明日は爆益だろうから細かいことは関係ねぇ!
そう思っていましたよ、少なくともあの時は・・・。
しかし、帰ってきてPTSを見たら10%以上の下落!
PTSの大幅下落は次期の見通しが弱いからかもしれない
ちゃんと決算短信を読んでみたら、次期の見通しがその下落の原因でした。
まず、配当に関しては、前期は増配でしたが、今期については減配になり下落幅は3.3円減になります。
今期の見通しについても、減収減益の見通しになるとのこと。
アメリカの関税政策や、ウクライナ、中東、インドなどの政情不安による影響で不安定な状況が継続すると見込んでいるとのこと。
前期好調だった国内も、粗鋼生産の減少や鋼材需要の減速に伴う耐火物需要の減少などで先行き不透明な状況が継続するとのことでこれらの経営環境を今後も引き続き注視する必要がありますというなんともネガティブな見通し。
つまり、喜んだのもつかの間、前期は増収増益増配だったのに、今期は減収減益減配のトリプルコンボの見通しで、PTSは下げていたことがわかりました。

おわりに:東京窯業の決算を見て

今日は、東京窯業の決算が発表されましたので、保有株ということもあり振り返っていました。
決算の結果は、増収増益増配の3拍子揃った好決算でした・・・かと思いきやまさかのPTSでの下落orz
元々、安いところで買っていたので、含み損にはなってはいませんが、決算後のPTS価格では含み益は半減しています。
株探ニュースの見出しが「TYK, 今期経常は19%減益、前期配当増額も今期減配」というなんともネガティブな見出しでした。
ワンチャン内容をよく確認していない人が売っていて、下げが行き過ぎているのではと思いたくなりました。
決算短信の見通しの字面が結構保守的な会社なのかなと、自分を必死に言い聞かせています。
また、売られている主要因と思われる減配に関しても、元々前期が少し修正で増配になった反動で大きく減配しているように見えるだけで、前期の増配がなければ、騒ぐような減配ではない気がしています。
ここで投げようかとも思ったのですが、PTSだし行き過ぎているような気がして明日の株価を見ようと思います。
多少の下落は、覚悟しつつも慌てずに行こうと思います。


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