こんにちは。昨日は、イオンフィナンシャルサービスの決算が発表されていたので早速見ていこうと思います。
私は、イオンフィナンシャルサービスの株を今日時点で、147株持っています。
以前は、400株ほど持っていたのですが、2月の権利落ちで300株を売って100株保有にしていました。
その後、トランプ関税などの下落の際にちょっとずつ買い足している状況です。

経常損益は22.2%増、最終損益は6.6%減
2025年2月期の連結業績は、最終損益こそ6.6%減益ですが、営業収益(売上)は9.8%増、営業利益は22.8%増、経常利益は22.2%増と順調に回復しているように感じました。
1株当たりEPSについては前期の96.81円から90.46円に下がっています。営業キャッシュフローは増えて、手許現金も増加しています。
今期は、イオンカードの特殊な条件下でのオフライン取引の一部で不正利用が横行した件で特別損失を計上しています。
その件がなければもっとよかったですね。特別損失で99億45百万円を計上しています。
これについては、3Dセキュアと呼ばれる本人認証サービスの導入や専門部門の設置など対策を講じているので時間がたつにつれて改善されていくのではないかと思っています。
経常利益までの利益を見る限り、順調という気がしています。イオンで買い物をするときには、AEONPayを使っています。
最近近くのイオンスタイルでは、QRコード決済について、AEONPayしか使えなくなりました。
レジの混雑の緩和のためだと思いますが、AEONPayも使われるきっかけになるかもしれません・・・
https://www.aeonfinancial.co.jp/ir
アジア圏が伸びている
セグメント別の業績を見ていると、国内リテールと中華圏、マレー圏が2ケタ増で伸びている印象です。
海外だと、香港やマレーシアで伸びているみたいなのでこの辺が強みだと思われます。
カードショッピングの取扱高やバイクローンなどが順調に伸長しているようです。
イオンやイオンモールの決算短信などを見ていてもやはりアジア圏(特に香港、マレーシアやタイなど)が順調に成長しているように感じます。
来期の見通しと配当について
来期の見通しについては、営業利益、経常利益については減益予想です。
配当については前期に引き続き、年間配当金で53円の見通しを公表しています。
今日の終値で計算すると、配当利回りは4.73%になります。
株主優待はないものの、この配当利回りで4.5%超えているので高配当銘柄として引き続き有望です。
時価総額も2400億円ほどあり、規模感も十分です。
新社長への交代
昨年からずっと尾を引いているイオン銀行でのマネロン対策の不備や、イオンカードの不正利用問題を受けて会長が社長を兼任していましたが、新社長に深山氏を社長にする人事を発表しています。
どういう人かはよく知りませんが、海外事業の経験が長い人らしい。
社長が代わると、雰囲気が変わることもあるので、このままガバナンス強化と共に業績のさらなるUPに向けて頑張ってほしいですね。
イオンカードの件は、イオンFSも被害者なのでかわいそうな気もするが、ネットにあったような対応のまずさは是非改善してよいイメージづくりを頑張ってほしいな。
特に、海外事業がけん引しているので今の業績のさらなる飛躍を期待したいところです。
高配当銘柄として保有継続
今回は、イオンフィナンシャルサービスの決算を見てきました。
イオンカードの特損があったので減益となっていますが、営業、経常損益は22%増と好調です。
来期は減益見通しですが、配当は引き続き年間53円を維持する見通しです。
トランプ関税で株式市場が全体的に下がったので、個人的に買い増しも含めて前向きに検討中です。
昨今の下落で、一部は配当をもらいながら株価に一喜一憂しない割合を増やしていきたいと考えているので、イオンFSはピッタリかなぁと思っています。
個人的には、イオン経済圏で買い物をよくしますし、そこでの決済もAEONPayでしているのでちょうどいいかなと思っています。
強いて言うなら、WAONポイントやイオンギフトカードなどの株主優待もやってほしいかな。
特にイオンモールがイオンとの株式交換を予定しているのでギフトカードの優待がなくなります。
その穴埋めの銘柄になってくれるといいのですが・・・w
そんな感じで引き続き、この銘柄を保有しながらウォッチしていく予定です。

にほんブログ村